夕陽が空を歩き、私たちは地上を歩いている。夕陽は西に向かい、私たちは北に向かっている。ついに、遠くの木々に飲み込まれ、私たちは木の家に到着した。
木の家は記憶の中の姿のままで、少しも変わっていなかった。多少の荒れはあったが、人の気配が感じられ、これまでにどれだけの旅人を迎えたのか分からなかった。
木の家については、誰が建てたのかも分からない。とにかく、私が初めてここに来たときには、すでにそこにあった。まるでそれがあるべき場所で、そこに存在することが当然のようで、場所を変えれば天地が崩れ、日が消え月が陥落するかのようだった。
ドアを押し開けると、中には誰もいなかった。ただ一つのベッドと一つのテーブルがあるだけだった。私はまず周囲を見回したが、危険なものは見当たらなかった。しかし、何か不気味なものを感じ、あるいはぎこちないとでも言うべきか、この木の家が何かを孕んでいるように思えた。
私は壁を押してみたりして、何かを見つけようとしたが、何の成果も得られなかった。床に這いつくばって、空洞の隠し部屋がないか叩いてみたが、やはり何も見つからなかった。次に、ベッドの下、ベッドの脚の下、テーブルの脚の下を探し、どんな細部も見逃さなかった。
実は、初めて来たときからぎこちない感覚を抱いていた。時間が経つにつれて消えていくと思っていたが、再びここに来たとき、それは再び押し寄せてきた。
私は窓のそばに座り、一晩中星を見ていた。小学校から中学校に上がるその夏休みを思い出した。牛郎と織女の再会を見ようと、一晩中天の川を見ていた。多分、私が見ていた星が間違っていたのか、あるいはそもそも鵲橋が存在しなかったのか、彼らの再会を見ることはできなかった。
そうだ、再会はそんなに簡単ではない。必ず千辛万苦を経て、一層の皮を剥がさなければならない。そうでなければ、考えることすらできない。
知らぬ間に、夜空は深い黒から浅い青灰色に変わり、その間に一抹の赤が混じっていた。私は窓の前に座って夜明けを待ち、太陽が差し込むのを待っていた。
太陽は差し込まず、彼女は目を覚ました。私たちは、太陽が昇る前に出発した。木の家から離れると、振り返ってもう一度見た。黒灰赤の照り返しの中で、それは異常に不気味に見え、心の中に一つの考えが芽生えた。
一度考えが生まれると、次は行動だ。私は振り返って木の家を解体し、汗だくになった。彼女は横で不思議そうに私を見ていた。おそらく、私がなぜこんなことをするのか理解していなかったのだろう。私もよく分からなかった。ただ感覚に従っていた。
廃墟を見つめながら、私は何かの到来を待っていた。異常なものの出現を待ち、心の中の考えを証明するのを待っていた。失望させることはなかった。木の家はゆっくりと地面から浮かび上がり、元の姿に戻った。
それが回復した瞬間、太陽が出てきた。朝の最初の光がそれに当たり、不気味さは消え、普通に朝日を迎える姿になった。
私はそのまま木の家に突入し、横で呆然としている彼女を無視した。今、この瞬間、呆然としているのは彼女だけではないだろう。中は相変わらずの様子で、唯一の変化は新しくなったことだった。ベッドもテーブルも、まるで大工から取り戻したばかりのようだったが、ぎこちない感覚は依然として存在していた。
本当に奇妙だ。なぜそれは出てこないのか？一体何をしているのか？私はすでに家を壊したのに、あなたは私の好奇心を満たさないのか？早く出てきて、どこがぎこちないのか教えてくれ。
私は少し不満を感じた。誰もが不満を抱く。世界にはあまりにも多くの不満があり、なぜ私が満足しなければならないのか？なぜあなたたちが満足しなければならないのか？なぜ人が満足しなければならないのか？そうだ、なぜなのか？
私は外に出て、一時的に不満を置いておいた。しかし、私は本当に置いておけるのか？いいえ、永遠に無理だ。しかし、私は答えを知ることができるのか？おそらく永遠に無理だろう。
彼女はその時、前に歩み寄り、家の中を見たがった。私は彼女を入れなかった。「見る必要はない、すべては以前と同じだ」と言った。
私たちは再び旅に出た。東南方向の朝日を背に、木の家を九霄の外に投げ捨てた。
朝日が私たちを追い越したが、木の家は追いつかなかった。しかし、私はそれが私たちを待っていることを知っていた。私たちが戻ってくるその日を待っているのだ。
もしかしたら、その時には、それは真実を語り、私たちに謎の答えを教えてくれるかもしれない。あるいは、今と同じように沈黙を守るかもしれない。